tayutayu

日誌

わたし、ケースワーカーとはなす

通院日。医師の診察後、急な展開ではじめてケースワーカーと話す。

f:id:mugetoinu:20231203230827j:image

これまでのことや現在の困りごと、住まいについて考えていることなどをぼろぼろと伝えたら、たすけになるかもしれない現実的な手立てをひとつひとつ紹介してもらえた。そういう時間を与えてもらえただけでもかなり心づよかった。

これ以上はどうしようもないんだろうな、と思い込んでいたことが案外どうしようもなくなかったりして、社会にはまだはなしに行ける場所がたくさんあるんだよねと思いながら帰ってきた。

帰宅後、友人に小包を出しにポストへ。
レターパックヴェイユの工場日記とコンビニ人間、むらさきのスカートの女をぎゅうぎゅうにつめて送った。芥川賞率がたかいのはまぐれです、読んでも読まなくてもいいと手紙を添えた。

その友人とは、年に何度か贈りものを気まぐれにやりとりする。
お中元、とか、お歳暮、とか、なにかしらの理由をつけてすてきなものやふしぎな食べものなどを贈りあう。提案してくれたのは友人からだった。ふたりとも連絡不精だし、波のり人生だし、せめてもの生存確認ということらしい。日々にたのしみを取りつけるためにもということで、細々と続けられているわたしたちの風習。

12月の夕暮れはいい。空気が透明で、感覚がとおくまでひらく。
ほてった頬がつめたい風に冷やされ、じんわりと脈を感じる。
ここまでくれば大丈夫、という気もちになる。

病院での会話でいろいろ進展があったのでしばらくはあたまのなかがせわしなくなりそう。明日はさっそく役所ごとだな。